コンセプト
地域のエネルギーを地域で自給する
日本には使われていない水力ポテンシャルがたくさん眠っています。
我々は自然エネルギー、特に水力発電の普及を目指し 10年にわたり地域に根ざした小水力の研究・開発・実践を続けてきました。
約4年前から、岐阜県石徹白でらせん型水力発電の実用機導入実験を開始したことを契機に、さらなる小水力の爆発的普及を目指して開発されたのが、この螺旋式ピコ水力発電装置「ピコピカ」です。
「ピコピカ」導入を機会に、地域に眠る小水力発電スポットを発見してみませんか?
※小水力・・・1000kw以下の水力発電
※ピコ水力・・・1kw以下の水力発電
身近な場所で、実用的な電力を
どこにでもある水路で水の力を実感してもらうこを目指し、超低落差・小水量でも発電できる螺旋水車を開発しました。そのため、どこにでもある農業用水(U字溝)二億だけで発電可能な構造になっています。
また発電量は3〜10Wあり、街灯や獣害防止用電柵などに利用する事ができます。
未来を担う子どもたちと
エネルギー問題は、子どもたちの世代にとって大きな課題の一つです。環境教育の一環として「ピコピカ」の製作に参加してもらうことで。将来地域を支える子どもたちに未来のエネルギーに対して関心を持ってもらいたいと考えています。
「ピコピカ」の螺旋部分は、子どもたちが集めたペットボトルを再利用し作製しています。現在まで日本各地で子どもたちが授業の一環として「ピコピカ」を組み立て地域に設置してきました。組み立てが容易なため、教材としても使用可能です。
緊急時のエネルギー補給に
災害時などエネルギーの供給がストップした場合でも、わずかな水量があれば発電する事が可能です。小中学校など広域避難場所に小中学生が製作した「ピコピカ」を設置する事で緊急時に役立てる事ができます。